みなしゃんあけおめ!
このはなちは はくしょん(フィクション)でしゅ!たいとる:おとぼけまりん一ぴきのあばれもののトラがワナにかかりまちた。
「たすけてくれー!外に出してくれー!」 そこへ、ぼうじゅ頭のパパが通りかかりまちた
「ゆうたろ★さぶさま。どうかわたしを、ここから出してください」 トラは、きゅうにやさちい声でいいました。
「だめだよ。おまえは外に出たら
きっとわるいことをするだろう」「とんでもない。ご恩は一生わすれません。
わたしはあなたの召使いになって、おつかえしますよ」トラがないてたのむので、パパはかわいしょうになりまちた。
「おまえは、それほどわるいやつじゃなさそうだな。
よし、出してやろう。二度とわるいことをするんじゃないよ」 オリから出してもらったトラは、おなかをかかえてわらいまちた。
「ガハハハハハ。バカな坊主だ。
わたしはおなかがペコペコなんだよ。
どれ、あなたをごちそうになろうかな」パパは、ビックリちていいまちた。
「ま、まってくれ。おれをこんなめにあわせることが
いいことかわるいことかみんなにきいてみる。
そのあいだだけ、わたしをたべないでいておくれ」パパはそういうと、すぐそばにあった大きな木にたじゅねまちた。
ところが、大木は
「わたしなんか、いつもそんなめにあっていますよ。
旅人に木かげをかしてあげているのに
枝や葉をちぎられてしまうのですから」と、いって、ちっともパパの味方はちてくれましぇん。
ガッカリちたパパは、こんどは水牛をちゅかまえて
じゅるいトラのしうちを話ちまちた。
「それはおきのどくさま。
でも、わたしをごらんなさい。
みんなはわたしがミルクを出すうちは
よろこんで油かすやワタの実のエサをくれます。
ところがミルクが出なくなったとたんに
ろくにエサもくれないんですよ」 水牛も、トラの味方でしゅ。
今日の一句
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